鳥獣害に関するデータを専門家がDX対応します

データのデジタル化について

対策の現場が抱える課題(現場として)

現在の業務状況でこのような状況になっていませんか。

  • 事務作業が多く、鳥獣に関する記録やデータはただ保存するだけで精一杯
  • エクセルなども使うが、基本は紙ベースでファイリングして終わってしまう
  • 目撃情報、被害情報、捕獲記録など各種まとめるけど、ファイルはバラバラで重複も多く、ムダが多い
  • 数ある記録をどのように整理・アウトプットしていいかわからない
  • 記録・保存した情報を活かしきれていない、活用する様式がどうあればいいかわからない
  • 庁内のシステムではできないことが多くGISや統計が使えなくて困っている

  • データ分析がないので市民からの相談や協議会、議会対応で説明を求められた際に困る
  • 被害防止計画などの計画のための裏付けがとれていない
  • 現状を整理(分析)できていないので目標が立てられない

対策の現場が抱える課題(システムとして)

  • 前任者から引き継ぎをうけたが、そもそも歴代担当者による改変が多く仕組みが複雑になってしまっている
  • エクセルで入力するが、無駄に「結合」やインデントなど入力する様式の使い勝手が悪い
  • 基本入力のみであり、それを集計や分析する機能がわからず、計画づくりまで行き着けない

実際に現場ではこのような悲鳴をよくお聞きします。専門性が高い上に不慣れな鳥獣被害対策業務に飛び込まざるを得ず、まずは前任者のトレースからするものの、慣れてくる頃には異動・・・

そうこうしている間に、文書保存期限が切れて、貴重な記録が廃棄され・・・

文書保存期限が切れて、これまでのデータが失われるデメリット

  • 被害の拡大の経過がわからなくなる
  • 野生動物の分布の変化が追えなくなる
  • 被害対策の方向性を決めづらくなる

例えば、アライグマが出始めた場所では、被害報告や捕獲記録にある内容を時系列に整理して可視化するだけでも対策の糸口が見つかります。

また、そういった結果を受けての生息状況調査や捕獲活動を行うことでより対策がより効果的になります。

記録があると、事後評価ができるようにもなります。事前がどうだったから、このような対策をして、その後こうなった、それによって対策内容の検証にもつながります

まず、何をする必要があるか

今すぐにでも必要かつ対応可能なDXに向けての対策

  • 過去の記録のデジタル化、保存!
  • 入力様式(フォーム構成、ファイル形式、アウトプット方法など)の見直し!
  • データ活用の適用先を決める!

過去の記録があるうちは、それらをしっかりデジタルデータとして残すことが重要です。

その際には、全てをスキャンしてデジタル化〜といった手順は必要ありません。まず、専門家と目録を作って対応することが必要です。そうすることで、必要な保存様式の取捨選択ができます。

例えば被害場所のゼン○ン地図にペンで書き込んだ場所の内容は、緯度経度の座標に直せば良いですし、決めておいた共通項となる項目に沿って過去の記録を入力すると比較可能なデータになります。

入力様式は、その過去データ入力時に必要事項として得られたものや、現在入力している様式に必要な項目を反映させて、重複なく合理的に構成します。また、例えば都道府県庁に報告するときに必要な様式があり、それが入力項目に全て含まれるのであれば、別シートにてレイアウトされた様式に自動反映させたり、差し込みをして既存の様式に自動で挿入し業務効率を改善することも可能です。

現場でも、エクセルの無理なセル結合や、方眼紙的な使い方、ただ印刷目的のセル高さ・幅変更の濫用が多くあります。むしろ1セル1データに統一し、必要様式で出す場合は、「別シート、ファイルへの参照」「差し込み」が妥当です。最近でも、総務省が下記リンクの通りの表記方法手順を出しましたが、蓄積してゆくデータについては基本的な要素です。

参考リンク

総務省:統計表における機械判読可能なデータ作成に関する表記方法について

https://www.soumu.go.jp/main_content/000723697.pdf

こうしておくことで、いざ急に報告を作る必要がある段階でも、例えばエクセルからエクスポートして、そのデータをGISに落とし込めば、地図図面上で分析することができます。6月の捕獲が多い場所、12月の捕獲が多い場所を比較する、そういった使い方もできますし、別シートに年度ごと集計値を自動集計させておけば、シートを変えるだけで図ができている状況を作ることができます。それにより、業務負担は軽減できるほか、議論する内容も実際のデータをもとにできるので、より実効性が高まります

お受けする業務の流れ

フォーム入力での状況のご相談
本ページ下部のご相談フォームに記入してください。
こちらから改めて返信いたします。そこからオンライン(Zoom)での打ち合わせ日程を調整させていただきます。
オンラインでの無料相談
現状でどのようなデータをお持ちであり、どのように作業をしているかヒアリングをさせていただきます。簡単な目録をその場で作成・整理し、着手手順に見通しを立てます。また、現在お困りであることや、成果物について、入力作業をどうしていきたいかなど、業務効率改善に向けたゴールを共有します。
成果品・必要作業の設定、お見積り・契約
オンライン相談の内容を整理し、成果品内容やそのための作業量、そこからお見積書を作成します。ご了解いただければ、その後契約作業に移ります。
作業着手
作業は2種類あります。まず、これまでのデータがエクセルなど何らかの形でデータとなっていた場合やPDFでの保管がされていた場合、比較的早く作業が完了します。
一方で、多くが紙媒体の場合、現地での確認作業が伴うほか、新型コロナウィルス感染拡大防止の状況から、その部分は落ち着くまで延期させていただくことがあります。

※作業期間目安
データが何らかの形で電子化されている場合:3〜5日程度
内容説明・納品・完了
作業が完了次第、結果など内容をオンラインで説明させていただきます。所要時間はおおよそ30分から1時間です。その際に修正や使いやすいようにカスタマイズのご相談もいただけます。
ハンターマップにも対応します

GPSデータをもとに動物の停滞場所を抽出します

価格例および納期

おおよその納期は確定後データをお預かりしてから最短3日からでお受けしております。

また、データの内容の整合性など、途中で確認させていただくこともございます。

価格例① 入力様式の改善

課題:これまでの入力様式を見直したい

今までは前任者から引き継いできた様式を使ってきた。入力様式はそれに合わせてエクセルに入力しているけれど紙に書いたものと合わない様式で読み替えて入力している。入力にも時間がかかるし、集計の際はそれをそのまま集計できていない。

ご提案:入力フォームの改善(フォームレイアウト、プルダウンリストによる速度向上、集計シートの追加)

必要なデータ

  • お使いの入力フォーム(紙→PDFで可)
  • 過去の入力例数点(個人情報があればその部分は削除していただいてから送付)

成果品

  • 改善済入力フォーム(Microsoft Excel形式)
  • (上に含まれます)集計表3種類:こちらは打ち合わせ時に確定します

作業日数3日

費用:50,000円(税抜)

価格例② GPSログデータの汎用的なGISデータ化

課題:サルなどにGPS発信機をつけたデータを活用したい

サルなどにGPS発信機やVHF発信機をつけてテレメトリ調査をしてきたが、そのデータを活用しきれていない。また、データの形式がよくわからず、どのように使えばいいかわからない。

ご提案:GPSデータの変換および既存のものでの分析

必要なデータ

  • GPS等のログデータ(CSVなどでも結構です、またわからなければオンライン無料相談でお伝えください)

成果品

  • データ形式の整理(汎用的な様式への加工変換、使い方レクチャー)
  • 既存データからの分析、マッピング

※行動圏分析→群れが被害を及ぼしている範囲を確認できます

※停滞場所分析→わな設置場所選定に役立ちます

※季節移動の有無分析

作業日数3日 (※1群につきとしています。複数群もご相談に応じます)

費用:50,000円(税抜)(※1群につきとしています。複数群もご相談に応じます)

例えば、ニホンザルに発信機をつけたけれどデータの分析をしていないケースはありませんか?

発信機の一番のメリットは、これまでのデータを分析することで、なぜそこに来ているかがわかることです。

この場合、必要なデータはGPSログデータやテレメトリの記録です。

そこから停滞場所や移動経路の分析をしたものを成果物として提供いたします。

新年度からの防除や捕獲計画に役立つ基礎データとなります。

全ての分析には1時間のオンライン成果品説明も付属します。

分析の過程、図面作成の手順や、関連するさまざまなご質問にお答えします

まずは気になったらお気軽にご相談ください。

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