農地管理とGIS

農林水産省で筆単位のポリゴンデータが利用できるのはご存知でしょうか。

https://www.maff.go.jp/j/tokei/porigon/

 

こちらを利用することにより、市町村単位で農地のポリゴンを可視化することができます。

現状は分類は「畑」「田」のみとなっているようです。

実際に出してみると、耕作放棄地がいくつか外されているようでした。

耕作放棄地を含めた農地管理となると、少し手を加える必要があります。

※投影座標の多少のズレもあるようです

 

例えば、こちらを使うことで、新しくフィールド列を作りさまざまな主題図を描くことができます。

鳥獣被害対策だけでなく、例えば農地利用状況の管理や市町村の農業委員会様の調査でも活用できる可能性は高いです。

 

概観用にgithub上にサンプルを作っておきました。

こちらからご覧いただけます。

 

以前ご相談いただいた業務ではこのシステムを使い、捕獲記録時のExif情報に含まれる座標を利用し、捕獲場所の可視化を行いました。(個別案件のため情報の公開はできませんが)

GISのプラットフォームを共有しながら戦略を立てるのが以前に比べて比較的容易になりました。